電柱を動かせるって本当ですか?土地購入後でもOK?
「立地は良いんだけど、敷地内に電柱が立っている・・・。」
「購入したあとに電柱があることに気付いた・・・。」
電柱の存在は意外と邪魔ですよね。
景観が悪くなるし、駐車は大変ですし、作業員が来ることもあります。
この記事では「敷地内の電柱を動かせるのか?」、「動かさないとどうなるのか?」といった質問にお答えします。
質問①電柱は動かせるの?
実は、電柱は移設できます。
意外ですよね。
敷地内なら、電柱の管理会社(電力会社や通信会社)が費用を負担してくれるケースもあります。
ただ、敷地内ではなく敷地の前にある電柱は、「どこに移すのか」「誰が負担するか」といった問題が発生するので少し難しくなります。
お隣さんの敷地に動かすとなると、お隣さんも困ってしまいますからね。
気になる方は電柱の番号や記号を確認し、管理会社へ相談してみましょう。
質問②電柱のデメリットは?
電柱が駐車場の前や玄関の近くなどに立っていると「動かしたい」と思いますよね。
わざわざ説明するまでもないでしょうが、電柱はお家に大きく影響するためです。
代表的なデメリットをあげてみましょう。
・外構エクステリアや庭を整えても、電柱でマイナスになる
・車の出し入れが難しくなる
・電柱の影のせいで日光が入らない・太陽光発電できない
・鳥が集まり、フンで汚される
・作業員が保守点検にやってくる
電柱は地域全員の暮らしに欠かせないものですが、家の側に存在すると「やっかいだなあ」と思うでしょう。
質問③電柱を残すとお得って聞いたけど?
電柱を動かすことも可能ですが、そこまで気にならないならそのままでOK!
あまり知られていないメリットとして、2つ紹介しましょう。
土地購入前に電柱の存在に気付いたら、金額交渉してみましょう。
場合によっては少し安くしてもらえるかもしれません。
また、電力会社からは「電柱敷地料」を受け取れます。
「電柱敷地料」とは敷地内に電柱を設置する見返りとして、年額1,500円〜2,000円です。
「電柱は家の側に設置してほしくない」と考える人が一般的。
だからこそ電柱を残しておくとちょっとだけお得になるんですね。
まとめ
街を歩くと見かける電柱。
普段はあまり興味・関心がないと思いますが、家の前にあるなら別ですよね!
電柱に関するよくある質問をまとめました。
質問①電柱は動かせるの?→可能です。管理会社へ連絡してみて
質問②電柱のデメリットは?→景観が損なわれ、駐車や日光採取が難しくなる
質問③電柱を残すとお得って聞いたけど?→土地購入費用が安くなったり「電柱敷地料」がもらえる
マイホーム近くの電柱、どうするか考えてみてくださいね。