株式会社マルニ

お役立ち情報

法面(のりめん)に芝を張りたい!メリット・デメリット・条件とは?

2020.12.9

「法面(のりめん)」は切土や盛土によって作られた人工的な斜面です。

風化・侵食を防止するために保護する方法はさまざまですが、おすすめは芝生。

比較的安価で、オープンスタイルの外構にぴったりなので人気が高まっています。

検討段階では、

「芝生を張ると、どのようなメリットがあるの?」

「デメリットや注意点は?」

といった疑問・質問が浮かぶと思います。

今回は法面に芝生を張る前に知っておきたい情報をまとめました。

 

疑問①法面芝生のメリットは?

芝生

法面に芝生を張ると、どのようなメリットがあるのでしょうか。

・根が張るため土が崩れにくくなる

・緑が入ることで家を引き立ててくれる

・コンクリートやブロックよりもやわらかい印象になる

・照り返しを防げる

・樹木を植えられる、庭の延長スペース

芝生のお陰で、景観や過ごしやすさがアップするんですね。

こちらの施工事例でも、法面の芝生がさりげなくオシャレを演出しています。

 

疑問②法面芝生のデメリットは?

のり面芝生

では逆に法面芝生のデメリットを考えてみましょう。

基本的に傾斜である法面には人工芝は張れません。

重さのせいで土ごとずれる危険性が考えられるためです。

つまり、法面に張るのは天然芝。

生きた植物ですから、放置しているとすぐに見た目が悪くなってしまいます。

水やり(水撒き)・芝刈り・雑草処理が必要です。

斜面なので芝刈り機を使いづらく、ハサミでコツコツ刈らないといけません。

「(平地よりも)美しい見た目をキープするのが大変」という点がデメリットとして挙げられるでしょう。

疑問③うちでも法面芝生できる?

芝生

法面芝生は植物を用いるため、環境によって施工できないケースがあります。

気になった場合、まずは業者に相談して「自宅の法面でも可能か?」を調べてもらいましょう。

具体的には、土壌(固すぎるか、酸性は問題ないか)と気象(日照り、降水量、気温)をチェックします。

「芝生を張りたいな」と思っていても、条件をクリアしなければいけないんですね。

ほか外構エクステリアとの相性を見つつ、理想のお家を完成させましょう。

 

まとめ

人工的な斜面「法面(のりめん)」には芝生がおすすめです。

芝生のメリットは、自然(ナチュラル)な見た目を得ることができ、土を崩れにくくし、照り返しを減らせることです。

一方デメリットは手入れが大変なこと。

また、芝は植物ですから、環境によっては施工できないことも忘れないで下さい。

実際に自宅の法面に芝生を張れるかどうか、土壌や気象をチェックしましょう。

関連リンク

✔外構トラブル防止!新築の「境界」にはフェンスを設置

✔車を守るカーポート!3種類の特徴

✔インスタグラムのページご案内

PageUP