図面で見かけるGL・FH・FL・CHって何?
図面には、さまざまなアルファベットが書いてあります。
「GLはいくつがいいですか?って聞かれた・・・。」
「1FLって何?」
「自分の家だから、意味をしっかり理解したい!」
住宅建築に関する専門用語を知ると、図面からさまざまな情報が読み取れます。
今回は住みやすさに関わってくる4つの用語を紹介します。
「GL」は地盤面の高さ
「GL」は地盤面の高さを指します。
英語では「Ground Level(グラウンド・レベル)」または「Ground Line(グラウンド・ライン)」です。
「GH=Ground Height(グラウンド・ハイ)」とも呼びます。
前面の道路よりも20cm〜30cm高くするとベターです。
「GL」の設定によって盛土をしたり削ったりします。
高すぎるとアプローチの勾配が急になってしまい、逆に低すぎると雨水の処理が出来なくなります。
また、土地は決してまっすぐではありません。
左右で高さが異なるケースがほとんどなので、敷地近辺の高さを測量し、よく検討して「GL」を決めましょう。
「FH」は計画している高さ
「FH」は計画高つまり計画(設計)している高さです。
「Formation Height(フォーメーション・ハイ)」の頭文字を取っています。
「FH 20.5」と表された場合、この宅地は20.5mになる予定という意味です。
「FL」は床面の高さ
「FL」は仕上げた床面の高さです。
「Floor Level(フロアレベル)」の略称です。
「Floor Line(フロアーライン)」とも呼びます。
構造図や設備図には各階の床を明記し、1階は「1FL」・2階は「2FL」となります。
建築基準法上では「GL」と「1FL」は最低45cm以上離さなければいけません。
この条文は湿気対策・配管の調査のためなのですが、実は例外があります。
床下にコンクリートを敷いてある建物や防湿処理を施された家であれば対象から外れます。
設備配管のメンテナンスができる高さを確保しつつ、「GL」と「FL」の差を少なくしましょう。
「CH」は天井の高さ
「CH」は天井の高さを表します。
「Ceiling Height(シーリング・ハイ)」を略しています。
「FL」からの高さであり、数字が大きければ天井が高いという意味です。
まとめ
物件・外構エクステリアに関する専門用語を解説しました。
・「GL」は地盤面の高さ
・「FH」は計画している高さ
・「FL」は床面の高さ
・「CH」は天井の高さ
あまり見慣れない単語ではありますが、図面を見るときにぜひチェックしてみてください。
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