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カーポート・ウッドデッキは固定資産税の対象になる?

2020.5.25

新築を建てる皆さん、「固定資産税」の金額が気になりますよね。
「そもそも固定資産税って何?」
「固定資産税の評価が終わってから外構工事するほうが安い、って聞いた。」
「カーポートを設置すると固定資産税がかかるって本当?」
今回は「固定資産税」の基礎知識をまとめました。
カーポートやウッドデッキなどの外構は対象なのかどうか、チェックしてみてください。

固定資産税とは

「固定資産税」は土地・建物の所有者が支払わなければいけない税金です。
1月1日時点の所収者に対し、1年分の税金が計算され、5月〜6月頃に納税通知書が送られます。
税率は市区町村によって若干前後しますが、1.4%が基本です。

初めて「固定資産税」が確定するのは、建物が完成し、役所の調査が完了したタイミングです。
対象は建物登記がされている建物(一戸建て住宅や屋根があるもの)、家にくっついて機能するものです。

「固定資産税」が課税される基準は以下の3点です。

・三方向以上を壁に囲まれている
・屋根がある
・基礎が地面に固定されている
「固定資産税」は負担になりますが、必ず納めましょう。

固定資産税の対象になるもの

では「固定資産税」の対象になる具体例を紹介します。
・キッチン
・窓
・洗面台
・ビルトインエアコン
・ガレージ
・物置
ちなみに後付けのエアコンや照明・家具・家電は含まれません。
「固定資産税」の基準をすべて満たすもののみ課税されます。

外構は固定資産税の対象外


「固定資産税」に関して、「外構は調査前にやると高く、調査後にやると安くなる」という話を聞きます。
しかし、実はあまり関係ありません。
ほとんどの外構エクステリアは先述した3つのポイントを満たさないので、対象から外れます。
・ウッドデッキ
・カーポート
・土間コンクリート
・門扉、門
・ブロック塀、フェンス
・庭木
・郵便ポスト
・アプローチ
・オーニング
・テラス
・濡れ縁、縁側

ここで、間違えやすいのですが、ガレージは三方向の壁に囲まれているため「固定資産税」対象になり、

一般的なカーポートは側面・背面の壁が無いため「固定資産税」対象外です。

差掛けも注意が必要です。

(※周囲を壁で囲うタイプのカーポートは「固定資産税」の対象となる可能性があります。)

まとめ

新築を建てたら「固定資産税」を納税しなければいけません。
対象となるのは、以下の3点を満たしたものです。
・三方向以上を壁に囲まれている
・屋根がある
・基礎が地面に固定されている
そのため、カーポートやウッドデッキは該当しません。

外構エクステリアは基本的に「固定資産税」がかからないですが、

要件的にこれはどうかな?というものがあればお気軽に個別にご相談ください。

〇参考:周南市の固定資産税について(周南市役所 課税課)

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