株式会社マルニ

お役立ち情報

まず何から確認すればいい?

2026.2.19

〜生前の不動産整理、最初の一歩〜🏠

「不動産の整理、そろそろ考えないと…」
そう思いながら、資料だけが増えていく。

売るべき?残すべき?
相続対策?名義変更?

でも実は、いきなり“判断”をする必要はありません。

生前整理で一番大切なのは、
決断よりも“現状確認”です。

今回は、まず最初に確認すべきポイントを、順番に整理します😊


Q1. まず最初に何を確認すればいい?

A. 「自分が何を所有しているか」を正確に把握することです。

土地・建物をすべてリストアップし、登記簿を取得して
・名義人
・抵当権の有無
を確認します。

亡くなった親名義のままになっていないかも重要なチェックポイントです。

名義が違うと、売却も管理も自由にできません。
2024年からは相続登記が義務化され、放置すると過料の対象になる可能性もあります。

まずは「所有の棚卸し」から始めましょう。


Q2. 登記簿の住所や氏名も確認すべき?

A. 必ず確認しましょう。

結婚や引っ越しで氏名・住所が変わっているのに、登記が昔のまま…というケースは非常に多いです。

2026年からは住所等変更登記も義務化されます。
変更を放置すると過料の対象になる可能性があります。

また、登記情報が古いと売却や相続の際に余分な書類が必要になり、手続きが煩雑になります。

登記は「今の自分」と一致しているか。
ここは地味ですが、とても重要です。


Q3. 共有名義はなぜ早めに確認すべき?

A. 共有は放置すると“増える”からです。

兄弟で共有している不動産。
今は問題がなくても、共有者が亡くなるとその持分はさらに相続され、人数が増えていきます。

共有者が10人以上になるケースも珍しくありません。

不動産の売却や建替えには、原則として共有者全員の同意が必要です。
人数が増えるほど、合意形成は難しくなります。

共有は時間が経つほど整理が困難になります。


Q4. 使っていない不動産はどう考える?

A. 「負担」になっていないかを確認します。

空き家や使っていない土地は、持っているだけで
・固定資産税
・管理費
・修繕費
が発生します。

管理不全になると「特定空き家」に指定され、固定資産税が最大6倍になる可能性もあります。

さらに、老朽化や近隣トラブルのリスクも高まります。

「とりあえず残す」は、実はコストの高い選択になることがあります。


Q5. 最後に考えるべきことは?

A. 誰に、どう引き継ぐのかを明確にすることです。

不動産は現金のように簡単に分けられません。
遺言書がない場合、遺産分割協議で全員の合意が必要になります。

意見が対立すると、手続きは長期化しやすくなります。

生前に方針を示しておくだけで、家族の負担は大きく変わります。

整理とは、争いを防ぐ準備でもあります。


まとめ ✨

生前の不動産整理は、

① 所有と名義の確認
② 登記情報の最新化
③ 共有の状況確認
④ 空き家の管理状況確認
⑤ 相続方針の整理

この順番で進めるのが基本です。

いきなり「売るか残すか」を決めなくても大丈夫です。

まずは
現状を正しく知ること。

それだけで、将来のトラブルは大きく減らせます。

できるところから、ひとつずつ。
それが、家族への一番の備えになります🏠✨

Archives

PageUP