株式会社マルニ

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管理会社とのトラブルを防ぐには?

― 任せきりにしない賃貸経営のコツ ―

「管理会社に任せているのに、なぜか話が噛み合わない…」
そんなモヤっとした経験はありませんか?
賃貸経営では、管理会社との関係がうまくいっているかどうかで、
収益・空室・トラブル発生率が大きく変わります。

実は、管理会社とのトラブルの多くは
「契約内容の思い違い」や「報告不足」から始まっています。
2021年に賃貸住宅管理業法が施行され、
オーナーを守るルールは整いましたが、
知っているか・使えているかで結果は大きく違います。

今回は、管理会社と良い関係を保ち、
トラブルを未然に防ぐためのポイントを
Q&A形式でやさしく整理します📝
年末の点検や、管理契約の見直しにもおすすめです。


Q1. 管理会社とのトラブルはなぜ起きやすいの?

A. 「どこまでが管理会社の仕事か」が曖昧だからです。

管理委託契約で多いのが、
業務範囲の認識ズレです。

例えば…
・修繕は勝手にやっていいと思っていた
・報告が来ると思っていたが来なかった
・空室対策を積極的にしてくれると思っていた

管理委託契約は「準委任契約」とされ、
管理会社には善管注意義務(専門家としての注意義務)があります。
ただし、何をどこまで任せるかは
契約書に書かれている内容がすべてです。

「管理」という言葉だけで安心せず、
中身を具体的に確認することが大切です。

賃貸住宅管理委託契約における法的責任と実務的リスク管理


Q2. 修繕費用で揉めないためにはどうすればいい?

A. 金額の上限と承認ルールを決めておくことです。

修繕トラブルで多いのは、
「知らないうちに高額修繕が進んでいた」というケース。

実務では、
「◯万円以下は管理会社判断で実施OK」
「それ以上は事前承認が必要」
といった裁量ラインを決めるのが一般的です。

また、
・相見積もりが可能か
・修繕業者を指定できるか
・管理会社の手数料が含まれていないか

このあたりも要チェック☑️
修繕は“スピード”と“透明性”のバランスが命です。

賃貸住宅管理委託契約における法的責任と実務的リスク管理


Q3. 管理会社からの報告、どこを見ればいい?

A. 「数字」と「現場」の両方を確認しましょう。

良い管理会社ほど、報告が具体的です。

最低限チェックしたいのは👇
・月次収支(家賃入金・送金・控除内容)
・空室状況と募集の反響
・クレームやトラブルの内容と対応経過
・共用部や設備の写真付き報告

もし、
「入居者から直接オーナーに苦情が来る」
状態が続いているなら、
管理の一次対応が機能していないサインかもしれません。

報告は“読むだけ”で終わらせず、
気になる点は一言フィードバックすると
関係性もグッと良くなります😊

賃貸住宅管理委託契約における法的責任と実務的リスク管理


Q4. 管理会社を変えたいとき、注意点は?

A. 解約条件と引き継ぎ内容を事前に確認しておくことです。

管理会社とのトラブルが深刻化すると、
「変えたいけど変えられない…」という状況に陥りがちです。

要注意ポイントは👇
・解約予告期間(3か月・6か月など)
・違約金の有無
・解約時の資料・鍵・入居者情報の引き継ぎ

特に、
「解約時に資料を渡さない」
「高額な解約金を請求される」
といったケースもあるため、
契約前のチェックが最大の予防策になります。

管理会社は“パートナー”。
でも、選び直せる自由は確保しておきましょう。

賃貸住宅管理委託契約における法的責任と実務的リスク管理


まとめ

管理会社とのトラブルは、
突然起きるものではなく、
小さな確認不足の積み重ねから始まります。

・契約内容を把握する
・修繕ルールを明確にする
・報告をきちんと読む
・疑問は早めに共有する

この4つを意識するだけで、
賃貸経営はぐっと安定します🏠
年末や契約更新のタイミングで、
一度「管理の見える化」をしてみましょう。

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