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施工後のイメージをつかむために!3Dパースのチェックポイント

2022.1.13

外構工事、エクステリア工事は玄関先になりますので、これから居住する方だけでなく通りすがりの方やご近所の目にも触れやすいです。打合せ通りのイメージで、誰もが満足のいく仕上がりを実現したい!そんなときに便利な3Dパースについて簡単にご紹介しますね。

3Dパースって??

通常、公共事業の土木工事などでは、平面図面、構造図面、断面図といった2次元の図面で打合せをします。年間ずっと携わる工事担当者と土木施工業者の間では、その図面である程度現場がイメージできます。

しかし、外構工事を行うお客様は一生に一度と思って新築される方がほとんどです。

そういった方々と打合せをさせていただく際に2次元の図面だけでは、実際の仕上がりがわからず、施工後にそんなつもりではなかったのに。。。などといったことが起こってしまうことも。

そこで、外構工事の出来上がりをお客様にイメージいただき、施工後のイメージ図をより明確に表現するために、立体図に色彩を加えた3Dパースをご用意しています。

打合せの際に、3Dパースを使うことで、お客様の持つイメージと実際の仕上がりを事前に擦り合わせできます。これは、双方にとってリスク回避という面でも役立ちます。

3Dパースのチェックポイント

これから外構工事をしようと考えておられる方、施工業者から3Dパースでプランを提案された際に何に着目してパースを見れば良いか把握しておけば、チェックする際に参考になります。

1.全体の統一感があるかチェックする

建物とお庭、玄関などが美しく統一されているか、バランスを見てみましょう

ブロックやフェンスの色がイメージと合っているか確認することも大切です。

2.材料の形状がイメージと合っているか

外構工事で良く使用されるウッドデッキやブロック、階段アプローチなどは、初見だとカタログだけでは中々イメージしにくいですよね。家の配置や大きさに合わせてオーダーメードの形にしなければならない材料も多いです。そうした場合も、3Dパースを利用して、工事着手前に確認してミスマッチを防ぎましょう。

例えば、フェンスでも柵が縦の形状(縦格子)、横の形状(横格子)とパターンがありますが、パースを見ると、後悔しない選択がしやすくなります。

3.既存の構造物とのバランスを確認

周囲に既存の構造物がある場合、新規に設置するフェンスやブロックなどとのバランスに注目することも大切です。バランスが悪いと、統一感がなく、落ち着かない空間になってしまうかもしれません。

その他、塀や門柱、カーポートなどの高さは平面図からでは分かりにくいため、3Dパースで確認しておくこともおすすめします。

思いどおりに仕上げるために

外構工事をする際、ついつい予算内に抑えることに頭が行きがちです。その中でも、3Dパースで配色や形状などに注目して、少し工夫してみると、低予算でも統一感のある仕上がりになります。

3Dパースを作成するには、専用のソフト、技術が必要となるので、施工業者によっては作成できないか、パースを作成するために外部に依頼している場合もあります。

イメージ通りの仕上がりとするためにも、見積もりの段階でパースを使用した提案、説明を行う施工業者様をお勧めします。

もちろん弊社でも設計担当が頑張ってますので、機会があれば是非ご依頼ください^^

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