コンクリート駐車場に欠かせない!【スリット(目地)】メリット3点
駐車場一面にコンクリートを敷く予定ですか?
通常、コンクリートを一面に敷く場合は、「スリット(目地)を入れてはどうか」と提案します。
スリット(目地)とはコンクリートの細い切れ目のようなもの。
このスリット(目地)を活用すると、コンクリート駐車場の見栄えを良くしたり、弱点をカバーしたりできます。
今回の記事ではスリット(目地)のメリットを紹介しますので、ぜひ導入を検討してみてください。
メリット①ひび割れ防止
コンクリートは強度が高い反面、面積が広いとひび割れしやすくなります。
固くて丈夫に見えるコンクリートですが、実は経年劣化や気温によって伸び縮みするので亀裂(クラック)が入るのです。
駐車スペースでは広い範囲にコンクリートを敷きますが、スリット(目地)を入れることでひび割れを防止できます。
少なくとも、駐車1台分に1箇所スリット(目地)があると良いと言われています。
コンクリートを長持ちさせるために、スリット(目地)を薦めているんですね。
メリット②オシャレ度アップ
駐車場のスリット(目地)にはさまざまな種類があります。
コンクリートの灰色一色では無機質で冷たい印象を与えてしまいますが、スリット(目地)を選ぶと一気にオシャレに。
・メンテナンスフリーのゴム目地
・安価で水はけの良い砂利目地
・優しい雰囲気を醸し出す植栽(草)目地
・外壁の色と合わせるレンガ(ピンコロ)目地
この施工事例では石灰砕石を敷き、上品な見栄えになっていますね。
スリット(目地)のデザインを相談して、満足の行く仕上がりにしましょう。
メリット③水はけ改善
「雨が降ると駐車場に水たまりができてしまう!」
施工後に気付くよくある失敗。
こんな後悔をしたくないならスリット(目地)がおすすめです。
コンクリートの駐車場は雑草抜きなどの手間がかからないというメリットはありますが、水分を含みやすいというデメリットも。
あらかじめコンクリート土間にスリット(目地)を入れておけば排水しやすくなり、コンクリートに染み込む水分量が減ります。
なだらかな傾斜(水勾配)をつけられるならベターですね。
車の乗り降り時に水たまりに悩まされたくないなら、スリット(目地)をつけましょう。
まとめ
コンクリートのスリット(目地)は地味ながら、家の問題を予防できます。
メリット①ひび割れ防止
メリット②オシャレ度アップ
メリット③水はけ改善
駐車場・駐車スペースなど広い面積にコンクリートを敷くなら、スリット(目地)を検討しましょう。