株式会社マルニ

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高低差がある土地の災害リスク

2026.8.22

~「高低差」よりも「造成の仕方」が安全性を左右します~


🌿 はじめに

土地探しをしていると、

「見晴らしが良い」
「道路より高いから安心そう」
「ひな壇造成で人気」

そんな高低差のある土地を見かけることがあります😊

しかし、高低差がある土地は、それだけで危険というわけではありません。

実は重要なのは、

「どのように造成された土地なのか」

という点です。

自然の地形を削った土地なのか、土を盛って造成した土地なのか。
擁壁や排水設備が適切に整備されているかによって、豪雨時などの安全性は大きく変わります。

今回は、住宅購入前に知っておきたい「高低差のある土地」と「造成」の関係について分かりやすく解説します。


🤔 高低差がある土地は危険なの?

💡危険なのは「高低差」ではなく「造成方法」です。

高低差のある土地には、

🏔 自然の斜面を削った「切土」

🌱 土を盛って造った「盛土」

🏗 擁壁で高低差を支えている土地

など、さまざまな造成方法があります。

同じ高低差でも、安全性は大きく異なります。

住宅購入では、

✔ どのように造成された土地なのか

✔ 擁壁は安全に造られているか

✔ 排水設備は十分か

を確認することが大切です。


💧 豪雨になると何が起こるの?

💡雨水が擁壁へ集中すると危険性が高まります。

高低差のある土地では、雨水は自然と低い場所へ流れます。

もし、

・排水勾配が悪い

・側溝が詰まっている

・排水設備が不足している

といった状態になると、

💧 雨水が擁壁の裏側へ浸透

💧 地盤の中に水がたまる

💧 擁壁を押す力(水圧)が大きくなる

という流れになります。

つまり、

「雨」そのものよりも、

「雨水をきちんと逃がせるか」

が重要になります。


🏗 盛土造成はなぜ注意が必要?

💡地下水が集まりやすい場所では注意が必要です。

谷を埋めて造成した盛土では、

昔の谷筋に地下水が集まりやすく、

豪雨時には盛土内部まで水が浸透することがあります。

すると、

✔ 地盤が軟らかくなる

✔ 盛土全体が滑りやすくなる

✔ 大規模な崩壊につながる可能性がある

とされています。

もちろん、

すべての盛土が危険という意味ではありません。

現在の造成工事は厳しい基準に基づいて施工されています。

一方で、古い造成地では、造成当時の基準が現在とは異なる場合もあるため、造成時期や造成履歴を確認することが安心につながります。


🧱 擁壁はどこを見ればいい?

💡小さな変化が大きなサインになることがあります。

現地では次のような点を確認してみましょう。

👀 壁が膨らんでいないか

👀 大きなひび割れはないか

👀 水抜き穴が詰まっていないか

👀 泥水が流れ続けていないか

👀 擁壁の上の地面に亀裂や沈下がないか

こうした変化は、

擁壁の裏側に水がたまり始めているサインである可能性があります。

特に古い擁壁では、定期的な点検や維持管理が重要になります。


📋 法律でも安全対策が定められています

安全な宅地をつくるために、

現在は、

🏡 建築基準法

🏡 がけ条例

🏡 盛土規制法(宅地造成及び特定盛土等規制法)

などにより、

造成方法や排水施設、擁壁の構造について細かな基準が設けられています。

例えば、

✔ 排水施設の設置

✔ 擁壁の構造計算

✔ 水抜き穴や透水層の設置

など、安全性を確保するための基準が定められています。


🏠 土地を見るときのチェックポイント

住宅購入前には、

次の点を確認してみましょう。

✅ 盛土・切土のどちらか

✅ 擁壁の種類や築年数

✅ 水抜き穴があるか

✅ 排水溝が整備されているか

✅ 谷を埋めた造成地ではないか

✅ ハザードマップや造成履歴

建物だけでなく、

「土地がどのようにつくられたか」

を見ることが、長く安心して暮らすためのポイントになります。


🌸 まとめ

高低差がある土地は、

眺望や日当たりなど多くの魅力があります😊

一方で、安全性を判断するためには、

「高低差があるかどうか」ではなく、

✔ どのように造成された土地なのか

✔ 排水計画は十分か

✔ 擁壁が適切に維持管理されているか

という視点が欠かせません。

住宅購入では建物だけではなく、土地の履歴にも目を向けることで、より安心できる住まい選びにつながります。


💬 「知らなかった!」と思った方は、ぜひ保存して土地探しの参考にしてください😊

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