株式会社マルニ

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管理責任は誰が負う?

2026.3.27

― 空き家や未登記不動産の意外なルール ―

「空き家は誰も住んでいないから責任はない」
そう思っていませんか?🏠

実は、不動産は登記していなくても管理責任が発生します。

屋根瓦が落ちたり、建物が倒壊して第三者に被害を与えた場合、
誰かが責任を負わなければなりません。

特に相続後に登記がされていない不動産では、
「誰が管理責任を負うのか」が分かりにくくなることがあります。

今回は、空き家や未登記不動産の管理責任は誰が負うのかを、やさしく整理します。


Q1. 不動産の管理責任は誰が負うの?

A. 原則は「現実に管理している人(占有者)」が最初の責任者です。

民法では、建物などによって他人に損害が出た場合、
まず**占有者(実際に管理している人)**が責任を負うとされています。

例えば次のような人です。

・空き家を管理している親族
・実際に住んでいる人
・管理を委託された管理会社

これらの人は「善良な管理者の注意義務」を負い、
適切な管理を怠ると損害賠償責任が発生する可能性があります。


Q2. 占有者がいない場合は誰の責任?

A. 登記上の所有者(名義人)が責任を負います。

もし誰も管理していない場合は、
登記簿に記載された所有者が責任主体になります。

例えば

・放置された空き家
・所有者が遠方に住んでいる家

このような場合でも、
所有者は建物の点検や修繕などの管理義務があります。


Q3. 相続登記をしていない場合はどうなる?

A. 相続人全員が管理責任を負う可能性があります。

相続が発生しても登記がされていない場合、
法律上は 相続人全員の共有状態になります。

つまり

・兄弟姉妹
・親族

などが共同で責任を負う可能性があります。

建物事故などが起きれば、
共有者全員が責任を問われる可能性もあるため注意が必要です。


Q4. 賃貸や管理会社がある場合は?

A. 賃借人や管理会社も「占有者」として責任を負うことがあります。

建物を貸している場合や管理会社に任せている場合でも、
実際に管理している人は責任主体になり得ます。

例えば

・管理会社が管理を怠った
・賃借人が建物の危険を放置した

このようなケースでは、
占有者として責任が問われる可能性があります。

ただし実務では、最終的に所有者が責任を負うケースも少なくありません。


Q5. 空き家を放置すると行政は関与する?

A. 市町村が改善指導や命令を出すことがあります。

空き家対策法では、
空き家の適正管理は **「所有者または管理者の責務」**とされています。

状態が悪化すると

・助言
・指導
・勧告
・命令
・行政代執行(解体)

といった段階的な措置がとられることがあります。

また「特定空家」に指定されると
固定資産税の優遇が外れることもあります。


まとめ

空き家や未登記不動産の管理責任は

まず現実に管理している人(占有者)
✔ 次に 所有者(登記名義人)

という順で責任が問われる仕組みです。

相続登記をしないまま放置すると、
相続人全員が責任を負う可能性もあります。

空き家問題を防ぐためにも

🏠 名義の確認
🏠 建物の管理
🏠 相続登記

この3つを早めに整理しておくことが大切です。

「うちは大丈夫かな?」と思った方は、
ぜひ一度 登記簿の名義確認から始めてみましょう。

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