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使っていない土地・家はありませんか?

2026.2.16

「昔住んでいた家がそのままになっている」
「親名義の土地があるけれど、何年も見に行っていない」

こうした “使っていない不動産”、実は多くのご家庭にあります。

そして重要なのは、
👉 使っていなくても、不動産は“持っているだけで責任が発生する” という点です。

税金・管理・近隣との関係など、
気づかないうちに負担が積み重なっているケースも少なくありません。

今回は、「使っていない土地・家」をそのままにしておくことで起こりやすい問題を、できるだけやさしく整理します。


Q1. 使っていない土地や家を放置すると、何が問題になるの?

A. 主に「税金」「管理責任」「近隣トラブル」の3つです。

不動産は、
使っていなくても「所有している」だけで責任が生じます。

特に空き家の場合、

・建物の老朽化
・屋根や外壁の落下
・倒壊や火災のリスク

などが高まり、事故が起きれば所有者の責任を問われることになります。

「誰も住んでいないから大丈夫」
ではなく、
👉 人が住んでいないからこそ、危険が見えにくい
という点がポイントです。


Q2. 固定資産税は本当に高くなるの?

A. 条件によっては、土地の固定資産税が大幅に増えることがあります。

通常、住宅が建っている土地には
**「住宅用地の特例」**があり、固定資産税が軽減されています。

しかし、

・空き家の老朽化が進む
・管理が不十分と判断される

と、
この特例が外れる可能性があります。

その結果、

・固定資産税が大きく増える
・「建物があるのに、税金だけ重くなる」

という、少し皮肉な状況になることも。

👉 「古い家=税金が安い」とは限らない
ここは誤解されやすいポイントです。


Q3. 管理していないと、法的な責任も発生しますか?

A. はい。事故が起きた場合、所有者責任を問われる可能性があります。

空き家や土地にある、

・建物
・塀
・工作物

が原因で第三者に被害を与えた場合、
所有者が損害賠償責任を負う可能性があります。

たとえば、

・空き家の倒壊で隣家を損傷
・ブロック塀の崩落
・空き家からの火災延焼

などです。

「相続したけど、手をつけていない」
「遠方で管理できていない」

こうした事情があっても、
責任がなくなるわけではありません。


Q4. 近隣トラブルには、どんなものがありますか?

A. 雑草・樹木の越境、防犯・衛生面の問題が多く見られます。

管理されていない土地や家では、

・雑草や庭木が伸び放題
・枝や蔓が隣地に越境
・害虫や害獣の発生
・不法投棄や放火のリスク

といった問題が起こりやすくなります。

最近では、
越境した樹木を一定条件で切除できるルールも整備され、
「放置している側が不利」になる場面も増えています。

👉 小さな管理不足が、
👉 大きなご近所トラブルにつながることもあります。


まとめ ✍️

使っていない土地や家は、

「今は困っていない」
「そのうち考えればいい」

と思われがちですが、
時間が経つほど、負担とリスクは確実に積み重なります。

生前のうちに、

・名義はどうなっているか
・誰が管理しているか
・将来どうする予定なのか

を整理しておくことは、
家族への負担を減らし、地域とのトラブルを防ぐことにもつながります。

まずは一度、
「使っていない土地・家があるか」
静かに棚卸ししてみるところから始めてみましょう🌱

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