株や投資信託の相続はどうする？
「親が株を持っていたら、相続のときどうなるの？」
「証券口座って勝手に引き出せるの？」
そんな疑問をお持ちの方、多いのではないでしょうか🤔
近年、資産形成として株や投資信託を活用する人が増える一方、これらの“有価証券”を相続するケースも増えています。
ですが、現金や不動産と違って、手続きが少し複雑なのが特徴…。
知らずに放置してしまうと、口座凍結や手続き遅延につながることも。
今回は「株や投資信託の相続」について、わかりやすくポイント整理してお届けします✨
Q1. 株や投資信託を相続するとき、まず何をする？📝
- まずは証券会社に「死亡の届出」を行います。
被相続人（亡くなった方）の証券口座は、死亡の連絡を受けて凍結されます❄️
その後、証券会社から「相続手続きのご案内」が届くので、それに沿って書類の準備を進めていきます📦
📌ポイント：
🔸 届出は 相続開始後3ヶ月以内 を目安に
🔸 相続税の申告は 10ヶ月以内 が期限！
Q2. どんな書類が必要？📂
- 主に以下のような書類が必要です。
🔸 被相続人と相続人の 戸籍謄本
🔸 相続人全員の 印鑑証明書
🔸 遺言書 または 遺産分割協議書
🔸 各社指定の「相続手続依頼書」など
💡「法定相続情報一覧図」などを使えば、複数の証券会社への手続きがぐっとスムーズになります♪
Q3. 相続税評価はどうやって決める？💴
- 相続発日時点の株価などをもとに評価します📊
🔸 上場株式：相続日やその前後の月の終値の平均など、最も低い価格を基準に評価
🔸 非上場の投資信託：相続日の 基準価額 × 口数 で評価
🔸 ETF・REIT：上場株と同様の方法で評価
📍評価方法によって相続税額が変わるため、早めの情報取得がカギです！
Q4. 名義変更はどうやるの？✍️
- 各証券会社へ必要書類を提出して行います。
🔸 相続人代表者が証券会社に連絡し、書類を請求
🔸 届いた書類に、相続人全員が 署名・実印押印 して返送
⚠️ 書類の不備でやり直し…なんてことも。
🔸 チェックリストを使って事前確認がオススメです◎
Q5. 証券会社が複数ある場合は？📊📊📊
- それぞれの証券会社ごとに手続きが必要です。
「どこに口座があるかわからない…」という場合は、
🔸 **証券保管振替機構（ほふり）**を使って照会可能です！
🔸 また、法定相続情報一覧図があると、複数口座への書類提出がラクになります。
まとめ🎁
株や投資信託の相続は、
🔸 届出
🔸 書類準備
🔸 評価・名義変更
…など、やるべきことが多く、意外と時間がかかります。
でも安心してください😊
ポイントを押さえて早めに対応すれば、スムーズに手続きできます！
👉 将来の相続に備えて、ご自身の資産整理や名義確認も一度見直してみましょう🔍