株式会社マルニ

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給湯器・水道・電気設備まで確認するべき?

2026.10.16

中古住宅を見に行くと、つい気になるのは、

「築何年?」
「屋根や外壁は大丈夫?」
「間取りは使いやすい?」

といった建物そのものの状態です。

でも、意外と見落とされやすいのが、

👉 給湯器
👉 給排水管
👉 電気配線・分電盤
👉 エアコン
👉 換気設備

といった「住宅設備」です。

家そのものがまだ使えても、設備が同じ時期に古くなっていれば、購入後に交換が続く可能性があります。

中古住宅は「いくらで買えるか」だけでなく、

「買ったあと、いくらかかりそうか?」

まで考えておくことが大切です。


Q1. 給湯器まで確認する必要がある?

A. 確認しておきたい設備のひとつです。

給湯器は毎日使う設備ですが、ずっと使えるわけではありません。

一般的な更新時期の目安は「10〜15年程度」。

古くなってくると、

・お湯の温度が安定しない
・異音がする
・点火しにくい
・エラー表示が出る

などの症状が現れることがあります。

中古住宅では「今、お湯が出るから大丈夫」だけで判断するのではなく、

✔ いつ設置されたものか
✔ メーカー・型式は何か
✔ リモコンに異常表示がないか
✔ お湯の温度が安定しているか

まで確認しておくと安心です。

交換時期が近ければ、購入後すぐに数十万円単位の出費になる可能性もあります。


Q2. 水道は蛇口から水が出れば大丈夫?

A. 「水が出る」だけでは判断できません。

注意したいのは、壁や床の中に隠れている「給排水管」です。

配管が古くなると、

・内部の腐食や錆
・接続部分からの漏水
・水圧の低下
・排水の流れが悪い
・水の変色や異臭

などが起こることがあります。

特に怖いのは、見えない場所で少しずつ漏水しているケースです。

購入前には、

👉 蛇口の水圧
👉 排水の流れ
👉 水回りの異臭
👉 配管周辺の錆や湿り
👉 床下や天井などの漏水跡

などを確認しておきましょう。

配管全体を更新することになれば、大きな工事になる可能性があります。

「キッチンやお風呂がきれいだから水回りも安心」とは限らないのが、中古住宅の難しいところです。


Q3. 電気設備はどこを見ればいい?

A. 「分電盤」と「配線・コンセント」を確認してみましょう。

中古住宅では、キッチンや浴室がリフォームされていても、電気設備は古いままというケースがあります。

確認したいのは、

✔ 分電盤の製造年
✔ 漏電ブレーカーの状態
✔ ブレーカー容量
✔ コンセントやスイッチの不具合
✔ 焼け・変色・発熱した跡
✔ 古い配線が残っていないか

などです。

特に現代の住宅では、エアコン、IH、食洗機、電子レンジ、乾燥機など、多くの電気を使います。

「住めるかどうか」だけでなく、

「これから使いたい家電に対応できるか?」

という視点も大切です。


Q4. エアコンや換気扇も住宅価格に入れて考える?

A. 購入後の支出として考えておくのがおすすめです。

エアコンの標準使用期間は10年程度がひとつの目安です。

古くなると、

・冷暖房の効きが悪い
・異音や振動がある
・水漏れする
・電気代が増える

といった症状が出ることがあります。

さらに、浴室・キッチンの換気扇や24時間換気設備も確認したいところです。

中古住宅にエアコンが4台付いていたとしても、

「4台付いているから得」

とは限りません。

4台とも交換時期が近ければ、

「近いうちに4台分の交換費用が必要」

とも考えられるからです。


Q5. 中古住宅は結局、何を基準に考えればいい?

A. 「購入価格+購入後の更新費」で考えてみましょう。

たとえば、

🏠 A物件 2,000万円
設備が比較的新しく、当面大きな交換が少なそう

🏠 B物件 1,900万円
給湯器・配管・分電盤・エアコンなどが古い

この場合、単純に

「B物件のほうが100万円安い!」

とは言い切れません。

購入後5〜10年の間に設備交換が重なれば、その差がなくなる可能性があるからです。

特に築年数が経過した住宅では、給湯器、配管、電気設備、エアコン、換気設備などが同じような時期に更新時期を迎える可能性があります。

だからこそ中古住宅では、

「あと何年使えそうか?」

「交換するとしたら、いくらくらい必要か?」

まで考えて物件を比較することが重要です。


🔍 内覧するときの設備チェック

難しい専門調査をしなくても、購入者自身で確認できることはあります。

給湯器
→ 製造年、型式、お湯の温度、異音

水道
→ 水圧、排水速度、異臭、錆、漏水跡

電気
→ 分電盤の年式、容量、コンセントの状態

エアコン
→ 年式、冷暖房の効き、異音、水漏れ

換気設備
→ 換気扇の動作、異音、フィルターの汚れ

そして気になる部分があれば、購入前に専門業者へ確認してもらう。

この順番が現実的です。


まとめ

中古住宅を見るときは、

「建物がまだ使えるか」

だけでは十分ではありません。

大切なのは、

👉 建物の状態
+
👉 設備の状態
+
👉 購入後5〜10年の更新費

までセットで考えること。

特に給湯器、給排水管、電気設備は、故障すると生活に直結します。

「今使えるから大丈夫」ではなく、

「あと何年使えそうか?」

という視点で確認してみてください😊

中古住宅の本当の価格は、売値だけでは見えてこないのかもしれません。

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