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避難経路まで確認している?

2026.8.31

 

「避難所が近い」だけでは分からない、見落としがちな防災チェック

土地や住宅を見に行ったとき、

「ハザードマップは確認した」
「避難所も近くにある」

ここまで確認して、ひと安心していませんか?🏠

実はもう一つ、見落としやすいポイントがあります。

それが、

👉 「その避難所まで、安全にたどり着けるか?」

という視点です。

災害時には、普段使っている道路が冠水したり、橋や狭い道路が通れなくなったりする可能性があります。

住宅購入では「家そのもの」だけでなく、「家から安全な場所までどう移動するか」まで確認しておくことが大切です。

今回は、住宅購入時に意外と見落としやすい「避難経路」について、分かりやすく整理します。


Q1. 避難所が近ければ安心?

A. 「近さ」だけでは判断できません

「避難所まで徒歩5分」

これだけを見ると安心に感じますよね。

でも、確認したいことが2つあります。

👉 その施設は「何の災害」に対応しているのか
👉 そこまで「安全な経路」で行けるのか

避難先には、災害から命を守るための「指定緊急避難場所」と、自宅で生活できなくなった場合などに一定期間滞在する「指定避難所」があります。

同じ学校や公共施設が両方を兼ねる場合もありますが、役割は異なります。

さらに、避難場所によって対応する災害も異なります。

たとえば、

・洪水のとき
・土砂災害のとき
・地震のとき
・大規模な火災のとき

で、適切な避難先が同じとは限りません。

「近くに学校があるから大丈夫」ではなく、

✔ 何の災害に対応しているのか

まで確認しておきましょう。


Q2. 避難経路では、どこを見ればいい?

A. 「最短ルート」より「危険な場所を通らないか」を見ます

地図アプリで避難所を検索すると、つい最短ルートに目が向きます。

でも、災害時に大切なのは、

「何分で着くか」よりも「どこを通るか」です。

特にチェックしたいのがこちら👇

・川沿いの道路
・橋
・アンダーパスや地下道
・低くなっている道路
・崖や急斜面の近く
・狭い道路
・古いブロック塀が続く道路
・急な坂や階段

たとえば、

「徒歩6分だけど、途中に冠水しやすいアンダーパスがある」

というルートより、

「徒歩12分だけど、高い場所を通って避難できる」

というルートの方が適している場合があります。

👉 避難経路は「近さ」ではなく「危険な区間の少なさ」で見る。

住宅購入時には、この視点を持っておきたいところです。


Q3. 避難経路は1本確認すればいい?

A. できれば「別方向の2ルート」を確認しておきましょう

普段使っている道路が、災害時にも通れるとは限りません。

そこで考えておきたいのが、

「この道が使えなかったら、どうする?」

ということです。

できれば、避難先まで2つのルートを考えておきましょう。

ただし、ここには注意点があります⚠

たとえば、

ルートA → 最後に橋を渡る
ルートB → 最後に同じ橋を渡る

これでは橋が通れなくなると、どちらも使えません。

同じように、

・2ルートとも同じアンダーパスを通る
・2ルートとも同じ崖沿いを通る
・2ルートとも同じ低地を通る

という場合も要注意です。

✔ 一方が使えなくても、もう一方で避難できるか

という視点で確認してみましょう。

場合によっては、一つの避難所だけでなく「反対方向にある別の避難先」まで考えておくと安心です。


Q4. ハザードマップを見れば十分?

A. 「自宅」だけでなく「避難経路」と「避難先」まで見ましょう

住宅購入前にハザードマップを確認する方は増えています。

ここで見落としやすいのが、

「物件の場所だけ確認して終わる」

ことです。

防災を考えるなら、

🏠 自宅
 ↓
🚶 避難経路
 ↓
🏫 避難先

この3つをセットで確認するのがおすすめです。

たとえば、自宅が洪水の浸水想定区域から外れていても、避難所までの途中に低い道路があるかもしれません。

自宅が土砂災害警戒区域の外でも、避難経路が崖沿いを通っていることもあります。

ハザードマップを見るときは、

「この土地は大丈夫?」

だけで終わらせず、

👉 「ここから安全な場所まで、どう逃げる?」

まで地図上で追ってみることがポイントです。


Q5. 実際に歩いて確認する必要はある?

A. 気になる物件なら、一度歩いてみる価値があります

地図だけでは分からないことが、現地には意外とあります。

実際に歩いてみると、

「思った以上に坂が急だった」

「歩道がほとんどない」

「夜になるとかなり暗そう」

「側溝が深い」

「避難所の入口に階段がある」

といったことに気づくことがあります。

特に、

👶 小さな子どもがいる
👴 高齢者がいる
♿ 車いすを利用する家族がいる
🐕 ペットと避難する必要がある

といった場合には、「成人が普通に歩ける」という基準だけでは十分ではありません。

実際の家族構成を想定して、

✔ どのくらい時間がかかるか
✔ 坂や段差は問題ないか
✔ 夜でも歩けそうか
✔ 荷物を持った状態でも移動できそうか

まで確認してみると、より現実的な避難計画になります。

もちろん、大雨や災害が発生している最中に確認するのは危険です。

現地確認は、必ず平常時に行いましょう。


🏠 内見時に使える「避難経路5チェック」

物件を見に行ったときは、建物だけでなく周辺を少し歩いてみましょう。

👉 まずは、この5つをチェック。

✔ 災害ごとの避難先を確認した?

✔ 避難先まで実際に歩けそう?

✔ 川・橋・崖・アンダーパスを通らない?

✔ 別方向へ逃げられるルートがある?

✔ 夜間や家族の条件でも移動できそう?

全部を専門的に調べる必要はありません。

大切なのは、

「避難所があるから大丈夫」

で終わらせないことです。


💡 土地選びでは「逃げやすさ」も周辺環境の一つ

土地を見るときには、

・駅まで何分?
・スーパーは近い?
・学校までどのくらい?
・道路は広い?

といった生活上の利便性を確認します。

そこにもう一つ、

👉 「安全な場所まで逃げやすい?」

という項目を加えてみてください。

建物は購入後に修繕したり、設備を交換したりできます。

しかし、

川の位置
崖の位置
道路の幅
周辺の高低差
橋の位置

などは、購入後に自分で変えることができません。

だからこそ、住宅購入前の現地確認が大切になります。


まとめ

住宅購入時の防災確認は、

「ハザードマップを見た」
「避難所の場所を確認した」

だけで終わりではありません。

大切なのは、

👉 「家族が安全な場所まで実際に移動できるか」

というところまで考えることです。

避難所までの距離だけでなく、途中の川・橋・崖・低地・狭い道路などにも目を向けてみましょう。

気になる土地が見つかったら、内見のついでに避難所まで歩いてみる。

その10分、15分の確認が、地図だけでは分からない「土地の特徴」を教えてくれるかもしれません。🏠

 

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