株式会社マルニ

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話し合いはいつ始める?

2026.2.28

― 不動産整理は「元気なうち」が正解ですか? ―

「まだ元気だから大丈夫」
「相続の話は縁起が悪い」

そう思っているうちに、制度はどんどん変わっています。

2024年から相続登記は義務化。
2026年から住所変更登記も義務化。

実は今、不動産を“何もしていない”こと自体がリスクになる時代です。

大切なのは「分け方を決める」ことではなく、
まずは**“何があるかを揃えること”**。

では、話し合いはいつ始めるべきなのでしょうか?🏠


Q1. 何歳になったら始めるべきですか?

A. 年齢よりも「状況」で判断します。

目安になるのは次のようなタイミングです。

✔ 親が複数の不動産を持っている
✔ 転居や改姓で住所が変わっている
✔ 体調に波が出始めた
✔ 家族構成が変わった(配偶者の死亡など)

年齢よりも、「情報が散らかりやすい条件」が揃ったときが着手ラインです。
“元気なうちに棚卸し”が、いちばん合理的です。


Q2. 制度上、急いだほうがいい理由はありますか?

A. はい、明確にあります。

✔ 相続登記は「相続を知った日から3年以内」
✔ 住所等変更登記は「変更から2年以内」

正当な理由なく怠ると過料の対象になる可能性があります。

つまり、
「何を持っているのか分からない」状態が、
そのままリスクになる時代です。

まずは“現状把握”が、期限対策になります。


Q3. いきなり「誰がもらうか」を決める必要はありますか?

A. ありません。むしろ逆です。

最初の目的は「結論」ではなく
**“認識合わせ”**です。

✔ 不動産は何件あるのか
✔ 名義は誰か
✔ ローンや抵当権は残っているか
✔ 固定資産税は誰が払っているか

ここが揃わないまま分け方を議論すると、
感情と憶測が先行します。

事実を揃えるだけで、家族の空気は驚くほど穏やかになります。


Q4. 親が元気でも早すぎることはないですか?

A. 早すぎることはありません。

法律行為は「意思能力」があることが前提です。
判断能力が低下した後の贈与や売買は、
後から無効を争われる可能性があります。

元気なうちの話し合いは、

✔ 無効リスクの回避
✔ 家族間対立の予防
✔ 税務の見通し共有

この3つを同時に進める行為です。


Q5. 具体的には、何から始めればいいですか?

A. まずは“1回目の確認会”を設定することです。

議題はたったこれだけで十分です。

✔ 不動産は何がある?
✔ 書類はどこにある?
✔ 名義と住所は一致している?
✔ 毎年いくら維持費がかかっている?

決めない。争わない。
確認だけする。

これが「失敗しないスタート」です。


まとめ

話し合いのベストタイミングは、
問題が起きる前です。

✔ 制度の期限
✔ 健康状態
✔ 情報の散らかり具合

この3つがサインになります。

不動産整理は「結論」から始めると揉めます。
「認識合わせ」から始めると、驚くほどスムーズです。

まずは今月、
“確認だけの会”を開いてみませんか?🏠✨

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