空き家を共有名義で売るには?
「実家を相続したけど、兄弟と共有名義のまま…」
「空き家を売りたいのに、名義が複数人になっている」
相続後の空き家で、とても多いお悩みです🏠
実は、共有名義のままでは“誰か一人の判断”では売れないという大きなポイントがあります。
ただし、正しい手順を踏めば、共有名義でも売却は可能です。
今回は、空き家を共有名義で売るための基本的な流れと注意点を、できるだけわかりやすく解説します。
Q1. 共有名義の空き家は、そのまま売れる?
A. 原則として「共有者全員の同意」が必要です
共有名義の不動産は、
持分を持つ全員が「売却に同意」してはじめて、建物・土地全体を売ることができます。
たとえ持分が多くても、
・一人だけの判断
・一人だけの署名
では売却できません。
そのため、まず最初にやるべきことは
👉 共有者が誰なのか・持分はどうなっているかの確認です。
Q2. 相続した空き家が、まだ亡くなった人の名義のままでも売れる?
A. 売れません。必ず「相続登記」が必要です
被相続人(亡くなった方)の名義のままでは、売却はできません。
売るためには
1️⃣ 相続人全員で遺産分割協議
2️⃣ 誰がどの持分を持つか決定
3️⃣ 相続登記で名義変更
この流れが必須です。
なお、相続登記は令和6年から義務化されており、
放置すると過料の対象になる可能性もあります⚠️
Q3. 共有者全員が集まれない場合はどうする?
A. 「売却同意書」と「委任状」で対応できます
共有者全員が毎回集まるのは、現実的に大変ですよね。
その場合は
-
売却同意書
-
委任状(代表者を決める)
を作成します。
✔ 売却価格や代金の分け方
✔ 誰が手続きを代表するか
✔ 全員の署名・実印押印
これを書面で残すことがトラブル防止のカギです✍️
Q4. 共有者の一人が反対している場合は?
A. 不動産全体の売却はできません
共有者の中に
「売りたくない」「話し合いに応じない」
という方がいる場合、全体売却は原則不可です。
選択肢としては
-
話し合いを続けて合意を目指す
-
自分の「持分だけ」を売却する
ただし、持分のみの売却は買い手が限られるため、
価格面・条件面で不利になることが多い点には注意が必要です。
Q5. 専門家には、どこまで頼むべき?
A. 不動産会社+司法書士の連携が安心です
共有名義の空き家売却は
✔ 書類
✔ 合意形成
✔ 登記
が複雑になりがちです。
そのため
-
共有・相続物件に強い不動産会社
-
登記を担当する司法書士
この2者が連携して進めると、
「知らなかった」「聞いていない」トラブルを防げます。
まとめ
共有名義の空き家でも、
正しい順序と準備をすれば売却は可能です。
ポイントは
-
相続登記を済ませる
-
共有者全員の同意を得る
-
書面(同意書・委任状)をきちんと残す
「まだ先でいいか」と思っている間に、
空き家は老朽化し、選択肢が減っていくこともあります。
まずは、
👉 名義と共有者の確認
から始めてみてください😊
