盛土規制って最近厳しくなったの?
2025.9.22
近年、土砂災害や盛土崩落による大きな被害が相次ぎました。特に2021年の熱海市伊豆山での土石流事故は記憶に新しく、「なぜ危険な盛土が放置されていたのか」と社会問題となりました。こうした背景から、2023年5月に「盛土規制法(宅地造成及び特定盛土等規制法)」が施行され、全国一律の規制がスタートしました。では、この盛土規制はどのように変わり、どんな点が厳しくなったのでしょうか?🌱
Q1. 盛土規制法ってなに?
A. 盛土による災害を防ぐための全国一律のルールです。
従来は「宅地造成等規制法」に基づき、一部地域のみ規制対象でした。しかし近年の災害を受け、全国どこでも危険な盛土を規制できるように新法が整備されました。これにより、都市部だけでなく山間部や農地周辺の盛土もチェック対象になっています。
Q2. どんな点が厳しくなったの?
A. 許可・監督体制が強化されました。
これまで規制が及ばなかった場所でも、盛土を行う場合は事前に都道府県知事などの許可が必要になりました。また、無許可や基準違反の盛土に対しては、是正命令や罰則も強化。監視体制も国・県が連携して行うことになっています。🚧
Q3. どんな盛土が対象になるの?
A. 規模や場所にかかわらず危険な盛土はすべて対象です。
高さ2m以上や、面積500㎡以上といった規模の基準に限らず、災害リスクのある盛土は規制されます。斜面に盛土をする場合や、宅地・道路に接する場所など、人や建物に危険が及ぶ可能性がある場合は特に厳しくチェックされます。
Q4. 違反するとどうなるの?
A. 罰則が重くなっています。
無許可で盛土をした場合や、是正命令に従わなかった場合、懲役や高額の罰金が科される可能性があります。従来よりも罰則が強化されているため、知らずに工事を進めてしまうと大きなリスクを負うことになります。⚠️
まとめ
盛土規制は、近年の災害を教訓に大幅に厳しくなりました。許可や監督の仕組みが全国一律で整えられ、違反には重い罰則も設けられています。土地活用や造成を考えている方は、まず専門家や自治体に相談し、安全と法令遵守を最優先に進めましょう。🏡
