無断転貸されたときの対処法

〜大家さんが慌てず対応するために〜
「最近、見慣れない人が出入りしている気がする…🤔」
そんな違和感から発覚することが多いのが**無断転貸(また貸し)**です。
無断転貸は、入居者が大家さんの許可なく第三者に部屋を貸す行為で、実は法律上も明確な契約違反にあたります📘
とはいえ、感情的に対応してしまうと、かえってトラブルが長期化することも…。
この記事では、無断転貸が発覚したときに
👉 大家さんが取るべき正しい対応手順
👉 知っておきたい注意点
を、できるだけやさしく解説します✨
## Q1. 無断転貸(また貸し)とは?
### A. 大家さんの許可なく、第三者に部屋を貸す行為です。
無断転貸とは、賃借人(入居者)が賃貸人の承諾を得ずに、借りている部屋を他人に使わせることをいいます。
📌 民法612条では
「賃借人は、賃貸人の承諾を得なければ転貸してはならない」
と定められており、契約書に明記がなくても違反行為となります。
国交省の標準賃貸借契約書でも禁止事項とされており、原則として契約解除の理由になり得る行為です。
## Q2. 無断転貸が起こると、どんな問題がありますか?
### A. 治安・家賃・管理面で大きなリスクがあります ⚠️
無断転貸の一番の問題は、誰が住んでいるかわからなくなることです。
例えば…
🔸 騒音・ゴミ出しなど近隣トラブル
🔸 鍵の不正複製など防犯リスク
🔸 家賃滞納が増えやすい
🔸 他の入居者が不安になり退去する
さらに、無断転貸を知りながら家賃を受け取り続けると、
❗ 「黙認した」と判断される可能性
もあるため、早めの対応が重要です。
## Q3. 無断転貸が疑われたら、まず何をすべき?
### A. 事実確認と証拠の確保を、冷静に行います 📝
まず大切なのは、大家さん自身が勝手に部屋へ入らないことです。
無断立ち入りは、不法侵入になる可能性があります🚫
管理会社や近隣住民に確認しながら、
👀 見慣れない人の出入り
📮 ポストや表札の変化
⏰ 生活パターン
などを、写真やメモで記録しておくと後の対応がスムーズです。
「おかしいな」と思った段階で動くことがポイントです。
## Q4. 入居者にはどのように伝えるべきですか?
### A. できるだけ書面で、事実確認と是正を求めます ✉️
無断転貸の事実が確認できたら、まずは元の契約者へ連絡します。
口頭だけでなく、内容証明郵便など書面で通知すると証拠として残ります。
そのうえで、
✅ 無断転貸をやめて契約を続ける
✅ 契約を解除して退去する
など、今後の対応を協議します。
連絡が取れない場合は、連帯保証人への連絡も重要です。
## Q5. 退去や契約解除はすぐにできますか?
### A. 原則可能ですが、慎重な手続きが必要です ⚖️
無断転貸は契約違反のため、契約解除は可能です。
ただし、「信頼関係破壊の法理」により、すべてのケースで自動的に解除できるわけではありません。
解除する場合は、
📄 書面で解除通知
📅 退去期限を明確に記載
⚖️ 期限後も退去しなければ明渡訴訟
といった正式な手順を踏む必要があります。
自己判断での鍵交換や強制退去は、逆にトラブルを招くので注意しましょう。
まとめ
無断転貸は、放置するとトラブルが広がりやすい問題です。
大切なのは、感情的にならず、証拠を押さえ、正しい手順で対応すること。
また、契約時に転貸禁止条項を明確にし、日頃から管理を丁寧に行うことで、未然防止にもつながります🌱
「少しおかしいかも?」と感じたら、早めに管理会社や専門家へ相談しましょう。