株式会社マルニ

お役立ち情報

囲い込みってなに?

〜不動産売却で「損をしない」ために知っておきたい話〜

不動産を売ろうとしたとき、
「本当にたくさんの人に見てもらえているのかな?」
「動きが少ないけど、こんなものなのかな?」
と感じたことはありませんか。

実は、不動産業界には**「囲い込み」**と呼ばれる、売主さんが知らないうちに不利になってしまう行為があります。
聞き慣れない言葉ですが、知っているかどうかで結果が変わることも。
今回は、囲い込みの意味や仕組み、注意点をやさしく解説します🏠


Q1. 囲い込みってなに?

A. 不動産会社が物件情報を他社に出さず、自社だけで取引しようとする行為です。

囲い込みとは、売主から預かった物件を、
他の不動産会社に紹介せず、自社の顧客だけで売ろうとすることを指します。

こうすることで、不動産会社は
・売主からの仲介手数料
・買主からの仲介手数料
の両方を受け取れるため、自社の利益は大きくなります。

一方で、売主にとっては
「もっと良い条件の買主に出会える機会」が減ってしまう、という問題があります。


Q2. 囲い込みはどんな方法で行われるの?

A. 表からは見えにくい形で行われることが多いです。

たとえば、次のようなケースがあります。

♦ 物件情報を業者向けのネットワークに出さない
♦ 写真や図面をあえて載せない
♦ 「すでに話が進んでいます」と事実と違う説明をする
♦ 他社からの内覧希望を理由をつけて断る

売主から見ると「ちゃんと動いてくれているように見える」ため、
囲い込みは気づかれにくいのが特徴です。


Q3. 囲い込みをされると、売主はどう困るの?

A. 売却が遅れたり、安く売る結果になりやすくなります。

囲い込みが起きると、
🔹 物件情報が広がらない
🔹 内覧希望が集まりにくい
🔹 「なかなか売れませんね」と値下げを勧められる

といった流れになりがちです。

本来であれば、
「もっと早く」
「もっと良い条件で」
売れた可能性があったかもしれません。

これは売主にとって、見えないけれど大きな損失です。


Q4. 囲い込みを防ぐために、売主ができることは?

A. 情報の出し方を“確認する姿勢”が大切です。

売主としてできる対策には、次のようなものがあります。

♦ 物件情報がきちんと公開されているか確認する
♦ 写真や図面が十分に使われているかを見る
♦ 定期報告の中で「他社からの反響」を聞いてみる
♦ 不自然に内覧が少ない場合は理由を確認する

「任せているけれど、関心は持っていますよ」という姿勢を見せるだけでも、
囲い込みの抑止につながります。


Q5. 囲い込みは問題にならないの?

A. 現在は、問題行為として厳しく見られるようになっています。

近年は制度の見直しも進み、
不動産会社には、物件の取引状況を正しく管理・公開することが求められています。

意図的に情報を隠したり、事実と違う状態を表示した場合、
指導や処分の対象になるケースもあります。

業界全体としても、
「囲い込みは良くない」という認識が強まっています。


まとめ 📝

囲い込みは、売主が気づかないうちに
売却のチャンスを狭めてしまう行為です。

大切なのは、
✔ 任せきりにしない
✔ 情報がどう扱われているかを確認する
✔ 誠実に説明してくれる会社を選ぶ

不動産は人生の中でも大きな取引。
少し知っておくだけで、守れる利益があります。
「知っている売主」になることが、いちばんの対策です😊

Archives

PageUP