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🏡登記簿の「所在地」と住民票の「住所」の違いは?

2025.6.28

🤔「所在地」と「住所」って、同じだと思っていませんか?

たとえば、「住民票を移したから登記も安心」と思っていたら…実はそれ、ちょっと危ないかも?
不動産の登記簿に記載されている「所在地」と、住民票の「住所」は似ているようで全くの別物。
この違いを知らずにいると、売却・相続などの大切な場面でトラブルになることもあるんです💥
この記事では、その違いと正しい使い分け方を、やさしく・分かりやすく解説します!


Q1. 🏠「登記簿の所在地」とは?

A. 不動産の法的な“場所”を指すものです。

登記簿に書かれる「所在地」は、土地や建物を特定するための法務局が管理する情報です。
たとえば「○○町二丁目1500番地」など、「地番」で表示されるのが特徴です。
不動産取引や登記で最も重視されるのがこの「所在地」になります📜


Q2. 🏡「住民票の住所」とは?

A. 住んでいる場所を行政上記録するものです。

「住所」は、私たちが日々使っている「住居表示」。
郵便物の受け取りや行政手続き、選挙などに使われる住所で、
たとえば「○○町二丁目2番3号」といった形式になります📮


Q3. 📍「地番」と「住居表示」の違いは?

A. 管轄も目的も違う、似て非なるものです!

  • 📘地番:登記用の番号。法務局が管理し、不動産の正確な区画を示すもの。

  • 📗住居表示:住民用の住所。市区町村が定めており、日常生活に使われます。

地域によっては、両方が混在しているため混乱しがち⚠️


Q4. ⚠️登記簿と住民票で住所が違うとどうなる?

A. 売買や相続の手続きで不都合が生じるかもしれません!

たとえば、登記簿には「旧住所」のまま。でも住民票はすでに「新住所」…
このズレがあると、「本人確認ができない」として、
まず「住所変更登記」をしないと売買や相続が進まなくなることがあります💦


Q5. 📅2026年から住所変更登記は“義務”になります!

A. 変更から2年以内に登記しないと、5万円以下の過料の可能性も。

2026年4月から、不動産登記の住所変更は義務化されます。
過去の変更も含め、期限までに手続きしないとペナルティの対象に💡
「あとでいいや」はNG。早めにチェック&対応をおすすめします✅


📝まとめ

登記簿の「所在地」は不動産を示すもの、
住民票の「住所」はあなたが住んでいる場所。
目的も管理機関もまったく違うからこそ、正しく理解して使い分けることが大切です!

🏁 今のうちに、自分の不動産の登記内容と住民票、見直してみませんか?
住所変更が必要な場合は、2026年の法改正に向けて早めの対応をおすすめします👨‍⚖️

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