外構トラブル防止!新築の「境界」にはフェンスを設置
「境界線問題って何?」
「フェンスは必要なの?」
新築を建てる際、塀やフェンスを取り付けるかどうかで悩む方も多いでしょう。
外構で忘れてはいけないのが、「境界」です。
今回は「境界」に関するトラブルやその対策方法を紹介します。
「境界」とは
外構エクステリアにおける「境界」とは、自分の敷地とお隣さんの敷地や道路を区切る部分を指します。
「境界」にはコンクリートブロック塀やメッシュフェンスが設置されることもあります。
このように囲ってしまうのは「クローズド外構」、反対に何も設置しないのが「オープン外構」と言います。
「オープン外構」は開放感があり低価格で済む一方、セキュリティやプライバシーが守られません。
そのため、小さな子どもやペットがいる家庭・通行人が多い通りでは「クローズド外構」のほうがおすすめです。
ライフスタイルや予算に合わせて、「境界」に壁・フェンスが必要かどうかを考えましょう。
「境界」がトラブルに発展?
「境界なんてそんなに気にしなくてもいいのでは?」
「お金がかかるなら、フェンスはいらない。」
そう思った方もいるかもしれません。
「境界」を示す境界杭・境界標が打ってある場合ならそれでも良いでしょう。
しかし、境界杭を動かしてしまったり、そもそも無かったりすると、どこからどこまでが自分の敷地か分かりません。
境界が曖昧だと、
・敷地をまたいでカーポートを設置された
・車・人の通り道になった
・ペットが勝手に入ってくる
といったことが起こり得ます。
「境界」がハッキリしていないせいで、お隣さんとトラブルになってしまうかもしれません。
「境界」にフェンスを立てる前に
トラブルを避けるために、隣地との「境界」を明確にしましょう。
マルニでは、土地家屋調査士と連携して、境界を確認した上で境界にフェンスを設置することが出来ます。
土地家屋調査士は山口県に200名弱の有資格者がおり、土地の境界に関することの専門家です。
土地の境界に困ったときは、いつでも相談してください。
隣地との境界がはっきりした後は
塀またはフェンスを設置しましょう。
「境界」の施工には2種類あります。
・自分の敷地内に作る(内積み)
・境界線を中心にして作る(芯積み)
「内積み」は自分の好きなデザインを選べますが、コストがかかります。
「芯積み」は隣人との折半になるため安くなりますが、共有財産になります。
つまり、古くなって壊れた時も相談して進めます。
できれば「内積み」にしたいところですが、敷地的に「芯積み」を選ばなければいけないケースもあるでしょう。
どちらにしても、必ず隣人と話し合い、納得した上で「境界」の工事をしましょう。
まとめ
マイホームを建てたあとに、ご近所さんと揉めたくないですよね。
トラブル防止やプライバシーやセキュリティ対策のために、ブロック塀・フェンスの設置がおすすめです。
その際は「境界」に注意し、お隣さんへの相談も忘れずに。
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