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ローン完済後の抵当権抹消登記の手続きと費用は?

2025.6.24

🏠「ローンを払い終えたから、これでもう安心♪」
――と思っていたら、実はもうひとつ大事な手続きがあるんです。

それが【抵当権抹消登記】。
これは住宅ローンを完済したあと、登記簿に残っている担保の記録を消す手続きです。

この手続きをしないまま放っておくと、
✅ 家を売れない
✅ 相続がスムーズにできない
✅ 再びローンが組めない
…など、思わぬトラブルに!

この記事では、そんな抵当権抹消登記について
**「なぜ必要?」「自分でできる?」「費用は?」**などをやさしく解説します📝


Q1. 抵当権抹消登記ってなに?

A. ローンを完済したあと、登記簿から「担保の記録」を正式に消す手続きです。

  • 抵当権=金融機関が設定する“もし返済できなかったときのための担保”

  • 完済しても自動では消えません

  • 所有者が法務局に申請してはじめて抹消されるものなんです


Q2. 放っておくとどうなるの?

A. トラブルや余計な費用の原因になります。

💥 抵当権が登記簿に残っていると…

  • 家を売ろうとしても買い手がつきにくい

  • 新しいローンを組もうとしても審査が通らないことも

  • 相続が発生したときに手続きが複雑化&追加費用💸

📌 とくに金融機関が合併や廃業していた場合、
抹消に訴訟費用が30万円以上かかるケースも…


Q3. 手続きの流れは?

A. 次の6ステップで進めます!

1️⃣ 金融機関から抹消書類一式を受け取る
2️⃣ 不動産の登記事項証明書を取得・確認
3️⃣ 住所や氏名が変わっていたら、名義変更登記を先に済ませる
4️⃣ 申請書を作成(法務局のサイトでテンプレあり)
5️⃣ 書類をそろえて法務局へ提出(窓口 or 郵送)
6️⃣ 登記完了証を受け取って終了!

🗂 書類に不備があると、補正ややり直しになるので要注意!


Q4. いくらかかるの?

A. 大まかには以下のとおりです💰

📌【基本費用】

項目 金額目安
登録免許税 1不動産あたり1,000円(例:土地+建物=2,000円)
登記事項証明書 1通600円(オンラインなら500円)
司法書士報酬(依頼する場合) 10,000円〜20,000円が相場

📎 その他:住民票、郵送費、印紙などが必要な場合も


Q5. 自分でできる?司法書士に依頼すべき?

A. 両方OK。状況に合わせて選びましょう!

🛠 自分でやる場合
メリット: 費用を抑えられる(登録免許税+実費のみ)
デメリット:

  • 書類作成・提出が平日に必要

  • 不備があれば補正対応が必要

  • 法務知識やPC操作にややハードルあり

👨‍⚖️ 司法書士に依頼する場合
メリット:

  • 書類作成〜提出まですべてお任せで安心

  • 複雑なケース(住所変更・相続など)にも対応
    デメリット:

  • 報酬費用(1〜2万円程度)が必要


✅ まとめ:ローン完済後、ここまでやって初めて“完全に自分の家”!

💡 抵当権抹消登記は義務ではないけど、放置はキケン!

  • 書類には有効期限があるものも(例:資格証明書は3ヶ月以内)

  • 完済から1〜2か月以内の申請がおすすめ

  • 自信がない場合や平日時間が取れない方は、司法書士に相談するのも安心です

📣 完済の節目に、登記のチェックも忘れずに!

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