ローン完済後の抵当権抹消登記の手続きと費用は?
🏠「ローンを払い終えたから、これでもう安心♪」
――と思っていたら、実はもうひとつ大事な手続きがあるんです。
それが【抵当権抹消登記】。
これは住宅ローンを完済したあと、登記簿に残っている担保の記録を消す手続きです。
この手続きをしないまま放っておくと、
✅ 家を売れない
✅ 相続がスムーズにできない
✅ 再びローンが組めない
…など、思わぬトラブルに!
この記事では、そんな抵当権抹消登記について
**「なぜ必要?」「自分でできる?」「費用は?」**などをやさしく解説します📝
Q1. 抵当権抹消登記ってなに?
A. ローンを完済したあと、登記簿から「担保の記録」を正式に消す手続きです。
-
抵当権=金融機関が設定する“もし返済できなかったときのための担保”
-
完済しても自動では消えません
-
所有者が法務局に申請してはじめて抹消されるものなんです
Q2. 放っておくとどうなるの?
A. トラブルや余計な費用の原因になります。
💥 抵当権が登記簿に残っていると…
-
家を売ろうとしても買い手がつきにくい
-
新しいローンを組もうとしても審査が通らないことも
-
相続が発生したときに手続きが複雑化&追加費用💸
📌 とくに金融機関が合併や廃業していた場合、
抹消に訴訟費用が30万円以上かかるケースも…
Q3. 手続きの流れは?
A. 次の6ステップで進めます!
1️⃣ 金融機関から抹消書類一式を受け取る
2️⃣ 不動産の登記事項証明書を取得・確認
3️⃣ 住所や氏名が変わっていたら、名義変更登記を先に済ませる
4️⃣ 申請書を作成(法務局のサイトでテンプレあり)
5️⃣ 書類をそろえて法務局へ提出(窓口 or 郵送)
6️⃣ 登記完了証を受け取って終了!
🗂 書類に不備があると、補正ややり直しになるので要注意!
Q4. いくらかかるの?
A. 大まかには以下のとおりです💰
📌【基本費用】
項目 | 金額目安 |
---|---|
登録免許税 | 1不動産あたり1,000円(例:土地+建物=2,000円) |
登記事項証明書 | 1通600円(オンラインなら500円) |
司法書士報酬(依頼する場合) | 10,000円〜20,000円が相場 |
📎 その他:住民票、郵送費、印紙などが必要な場合も
Q5. 自分でできる?司法書士に依頼すべき?
A. 両方OK。状況に合わせて選びましょう!
🛠 自分でやる場合
メリット: 費用を抑えられる(登録免許税+実費のみ)
デメリット:
-
書類作成・提出が平日に必要
-
不備があれば補正対応が必要
-
法務知識やPC操作にややハードルあり
👨⚖️ 司法書士に依頼する場合
メリット:
-
書類作成〜提出まですべてお任せで安心
-
複雑なケース(住所変更・相続など)にも対応
デメリット: -
報酬費用(1〜2万円程度)が必要
✅ まとめ:ローン完済後、ここまでやって初めて“完全に自分の家”!
💡 抵当権抹消登記は義務ではないけど、放置はキケン!
-
書類には有効期限があるものも(例:資格証明書は3ヶ月以内)
-
完済から1〜2か月以内の申請がおすすめ
-
自信がない場合や平日時間が取れない方は、司法書士に相談するのも安心です
📣 完済の節目に、登記のチェックも忘れずに!