『天然芝』と『人工芝』どっちが良い? メリットデメリットご紹介
今回のテーマは「天然芝」と「人工芝」どっちが良い?についてご紹介させていただきます。
日々のお客様との打合せにおいて、芝は『天然』と『人工』どちらが良いの?という質問が多数寄せられます。
しかし、先に結論からお話しさせていただくと、お客様のご要望や希望、ご予算により異なります。
『芝で何をしたいのか?』、『予算はどれぐらいか?』等により変わってきます。
どちらの『芝』を選んだとしても、メリット・デメリットがありますので、双方を簡単に解説させていただきます!
┃天然芝と人工芝の特徴
まずは天然芝と人工芝の特徴を簡単にご説明したいとお思います。
― 天然芝の特徴 -
![天然芝](https://www.maruni-web.com/wp/wp-content/uploads/2023/09/20230919-2-840x473.jpg)
自然の温かみと成長を感じられる
やはり、天然芝の特徴は人工芝には出せない四季を実感できるところにあると思います。
季節ごとに生えたり枯れたりを繰り返す事で日本特有の四季を感じるお庭に出来上がります。
その反面、ほったらかしには出来ないので手入れが必要となります。
―天然芝の種類-
日本芝と西洋芝
天然芝は主に日本で生まれた「日本芝」と海外産の「西洋芝」の2種類に分けれます。
・日本芝の特徴
日本芝は、日本の高温多湿の気候に適している暖地型の芝生で、西洋芝に比べて手入れも簡単で、芝生が初めての人でも簡単に育てることができます。
「野芝」「高麗芝」「姫高麗芝」などの種類があります。
・西洋芝の特徴
西洋芝には暖地型西洋芝(夏芝)と寒地型西洋芝(冬芝)2種類があり、暖地型西洋芝は、日本芝と同じ性質を持っています。
寒地型西洋芝は、低い気候でもよく生育し、夏の暑さには弱い性質を持っており、冬でも枯れずに綺麗な緑色を保つので、一年中緑の芝生を作ることができます。
夏芝は「バミューダグラス」「ティフトン」冬芝は「フェスク」「ベントグラス」などの種類がります。
― 人口芝の特徴 -
常に青々とした芝
人工芝の特徴は、その名の通り「人工」の芝です。
天然芝を模して作られた人工芝は、常に青々としていて鮮やかな緑を感じることができます。
最近の人工芝は年々進化しており、ぱっと見じゃわからないぐらい天然芝に近くなっています。
火気厳禁
人工芝は基本的に『樹脂』でできており、ほぼ全ての素材において火気厳禁です。
防火素材などもありますが、費用が高くなってしまいます。
┃それぞれのメリットとデメリット
天然芝と人工芝にはそれぞれメリットデメリットがございます。
―天然芝のメリット―
![天然芝](https://www.maruni-web.com/wp/wp-content/uploads/2023/09/20230919-3-840x473.jpg)
四季を感じる暖かみ
天然芝の一番のメリットは、自然で独特の暖かみにあります。
季節ごとに色を変え、季節の変化を楽しむことができます。
人工芝より断然安い!
天然芝は人工芝と比べ、断然安いのも特徴の一つです。
天然芝の種類によっては10倍ぐらい値段の差が出る事もあります。
柔らかいから安全
天然芝は柔らかくふわふわしており、お子様なども安心して
芝生の上で遊ぶことが可能です。
―人工芝のメリット―
![人工芝](https://www.maruni-web.com/wp/wp-content/uploads/2023/09/20230919-6-840x473.jpg)
一年中青々としている
人工芝の一番のメリットは、常に青々とした芝生を感じれるということです。
天然芝では、再現できない緑を常に保ち続けてくれます。
手入れがいらない
基本的には、人工芝を張ってしまえばその後の手入れは必要ありません。
手入れをしたりなど考える手間が省けます。
天然芝より衝撃に強い
人工芝は天然芝より硬いため衝撃に強いです。
その為、つまずいて引っかかったとしても剥がれる心配はありません。
―天然芝のデメリット―
![天然芝](https://www.maruni-web.com/wp/wp-content/uploads/2023/09/20230919-5-840x473.jpg)
手入れは必要
最適な状態を保つために、手入れが必要となってきます。
この要因が天然芝を断念する一番の理由です。
一年中青いわけではない
人工芝と違い、一年中青いわけではありません。
枯れてしまったり、茶色や黄色っぽくなってしまう時期もあります。
剥がれる事がある
天然芝は、根っこの力により固定されるので、人工芝と違い、剥がれる可能性もあります。
そのため、大きな負荷をかけない等の注意が必要です。
―人工芝のデメリット―
![](https://www.maruni-web.com/wp/wp-content/uploads/2023/09/20230919-4-840x473.jpg)
何より高い!
天然芝と比べると、材料費・施工費ともに高くなってしまいます。
その為、何倍もの費用がかかってしまい断念されるケースもあります。
経年劣化をする
手入れは必要ありませ円が、人工のものなので、経年劣化していきます。
一般的な耐用年数は7〜10年と言われていますが、環境によってはもっと早く劣化する可能性もあります。
劣化すると色褪せたり、芝が寝てしまったりして、芝の良さが半減してしまいます。
陽によって熱を持つ
人工芝は、強い陽に晒されると、熱を持ってしまう事もございます。
その為、夏場に裸足で人工芝に乗りたくても暑くて乗れない!なんて事もあります。
以上のようにどちらにもメリットデメリットは存在します。
┃まとめ
ここまでご覧いただきありがとうございます。
今回は「天然芝」と「人工芝」について書かせて頂きましたが、どうでしたでしょうか。
天然芝と人工芝は、形は似ていても、それぞれメリットやデメリットが存在します。、どちらをお庭に取り入れるかは迷う所だと思います。
どちらの芝を庭に取り入れるか迷うところではありますよね・・・『どちらの芝が理想のお家に合うのか』『どちらの芝が理想の要望を叶えられるのか?』
今回のような記事を読むだけでなく、実際、施工しているプロに直接相談することも解決方法の一つです。
弊社では、芝の施工も行っております。プロ目線からのポイントも直接ご説明させていただきますので、
気兼ねなくご相談いただければと思います。どんなお悩みでも構いません。機会があればぜひご連絡ください。